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公益財団法人 サントリー生命科学財団



解析センター


当財団は創設(1946年)以来、大学等の公益研究・教育への支援を行ってきました。1980年、当時では高価で配備の難しかったFourier変換型核磁気共鳴装置(FT-NMR)や高分解能質量分析装置(HR-MS)等を設置し、以来、大学等の公益研究や学生教育の一環として構造解析等の無償支援を行っています。

解析センターの役割

  1. 1. 新しい分子構造解析手法の研究
  2. 2. 低分子有機化合物の構造解析・同定
  3. 3. ペプチド・タンパク質の同定・構造解析
  4. 4. 解析技術の実習・教育

設置機器と提供できる手法等の例示

機種別 機種名 装置の特徴
MS

ESI Q-TOF
Waters SYNAPT G2-S

  • 四重極/飛行時間型質量分析。イオンモビリティー分離機能が装備された装置
  • 生体分子の複合体解析や広範囲の質量測定、オミクス解析に利用。
  • イオンモビリティーMSを利用した構造異性体識別や、分子構造解析へ利用
 

MALDI-TOF
BrukerUltraflexIII
MALDI TOF/TOF

  • 高感度分析が可能。MS/MS測定が可能。多検体試料の測定に有効。
  • LC-MALDI MSプロッターを利用したオフラインLC-MS測定も可能。
  • 生体試料からのペプチド等の網羅解析へ利用
  Orbitrap FT-MS
Thermo
Orbitrap Elite
  • 超高分解能MS(450,000: m/z 400)測定が可能で、未知化合物の組成解析やプロファイリング、超高感度測定に利用。
  • リニアトラップを利用したMSnが超高分解能で測定ができる。
  • LC-MSとしても利用
  トリプルQ MS
Shimadzu LCMS8030
  • 定量分析に利用。
  LC-IT TOF MS
Shimadzu
LC IT-TOF MS
  • 生体試料から合成物のチェックまで幅広く利用。汎用的なLC-MSや網羅解析装置として利用
NMR 溶液800MHz
Bruker Avance III HD800
クライオプローブ付
  • 観測核1H、13C、15Nで超高感度測定が可能。シグナルの重なりが多い複雑な天然物や混合物試料、タンパク質の解析に利用。
  • 緩和時間を利用したタンパク質の動的構造解析にも利用。
  • 複雑なポリフェノール類やコーヒーなど食品抽出物の直接測定へも応用。
  溶液600MHz
Bruker Avance600
クライオプローブ付
  • 観測核1H、13C、15Nで高感度測定が可能。複雑な天然物や混合物試料、タンパク質の解析に利用。
  • タンパク質の相互作用解析や立体構造解析。
  • 緩和時間を利用したタンパク質の動的構造解析にも利用。
  溶液400MHz
Bruker Avance III HD400
  • 合成化合物や有機低分子の汎用的構造解析に利用。
  • 13C、31P、17O、27Al等を含む多核測定にも利用。
  固体600MHz
Bruker AvanceIII600
  • 材料、生体試料の直接測定や不溶性化合物の測定に有効。
  • ゲル状化合物から人工脂質二重膜など生体膜モデル中の天然物、タンパク質の解析にも利用。
  • 繊維状物質や合成高分子の分析。
次世代
シークエンサー
次世代シークエンサー
Illumina HiSeq1500
Illumina MiSeq
  • 原核生物から高等動物までのゲノム配列解析や遺伝子発現解析
  • HiSeqは100塩基長を300Gbp、MiSeqは400塩基長を8Gbまで解読可能
  • ゲノムデータベースが確立されていない生物のゲノム科学研究が可能
  • 実態が把握ざれていない微生物のメタゲノム解析が可能
顕微鏡 共焦点レーザー顕微鏡
OlympusFM1000-D
  • 細胞や組織の断面図を獲得
  • 断面図を多層に構築することで、3次元画像を獲得
  • 3つの蛍光波長の同時観測と相対定量が可能



ご利用について

  1. 解析センター機能の無償支援は大学等研究機関の公益研究並びに学生の教育等を対象にしています。大学等の研究でも、企業の収益を目的とした受託研究等の範囲での構造解析依頼についてはご遠慮願います。
  2. 企業等の研究でも、産学官連携に類する公益目的の研究については対応可能ですのでご相談ください。
  3. 上記の活用で、当センターの利用が恒常的に研究計画に組み込まれる場合は事前にご相談ください。
  4. ご利用の希望の際は、Eメールにて“spectro@sunbor.or.jp”宛に送付ください。  担当からご連絡いたします。 また、ご記入の内容については秘密保持の対応を致します。
  5. その他、事前のご相談やご質問の場合は、上記メールアドレスにご連絡ください。担当より、電話またはメールにてご連絡を差し上げます。
  6. 企業研究者による企業の営利目的の範囲でのご利用については、別途にその手続き、費用等の相談をさせていただきます。