NEWS
2026.10.29 お知らせ

生有研シンポジウム2026 開催報告

 2026年10月14日(水)、生有研シンポジウム2026「分子が織りなす生命現象を紐解く」を開催しました。今回は、財団創立80周年を記念し、当財団理事である名古屋大学大学院生命農学研究科の吉村 崇先生、東北大学大学院理学研究科の上田 実先生を講師にお迎えしました。天然有機化合物や生体分子を手掛かりに、生命現象の謎に分子レベルから迫る独創的な研究アプローチや最新の研究成果についてご講演いただきました。今回のご講演では、研究成果に加え、研究の着想や独自の視点、研究に向き合う姿勢についても、先生方の経験を交えてお話しいただきました。
 当日は、SUNBORスカラーの奨学生10名を含め、北海道から沖縄まで、全国15研究室から若手研究者、大学院生、学部学生あわせて27名が参加し、活発な学術交流の場となりました。
 討論では、研究内容に鋭く切り込む質問や、研究者としての心構えを尋ねる質問が寄せられ、真剣さの中にも温かさのある議論が繰り広げられました。2012年から開催している本シンポジウムでは、学生の主体的な参加を促すため、「Best Discussion賞」を設けています。特に優れた質問や議論を行った大阪公立大学の神谷祥汰さん、京都大学の清水綾未さん、上原優真さん、九州大学の清水浩太郎さん、京都府立大学の伊藤皓矢さんの5名に「Best Discussion賞」が贈られました。
 講演後の懇親会では、講師の先生方を囲み、大学や研究分野、世代を越えた交流の輪が広がりました。財団所員にとっても、新たな刺激を受け、研究の原点を見つめ直す貴重な機会となりました。
 財団創立80周年の節目に、充実したシンポジウムを開催できましたことを大変嬉しく思います。貴重なご講演を賜りました吉村先生、上田先生、そして積極的にご参加いただきました皆様に、心より御礼申し上げます。

シンポジウムの様子
懇親会(Best Discussion賞授与)

NEWS TOP